レビュー『m-book X400S』はマウスコンピューター最軽量の一品

こんにちは、やぐまるです!

今回はマウスコンピューターさんが今一押ししているノートPC『m-book X400S』をお借りしましたので、レビューしていこうと思います。

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さて、今回の『m-book X400S』ですが、乃木坂46の生田絵梨花さんを起用して話題になっており、マウスコンピューターさんもオススメしている商品というのもありますが、

 

14型でマウスコンピューターさんのノートPCでは最軽量のものが出た(以前11型で1.1kgというのはありましたが)

新デザインのキーボードの使用感が気になった

税別ながらIntel Core-i5を搭載して10万円を切る価格設定

 

という、僕自身も気になったのでお願いしました。

 

 

※記事作成は2019年10月14日時点のものです。 製品仕様・販売価格については変更となる可能性もございます。

 また、価格には税及び送料が含まれておりませんのでご注意ください。

『m-Book X400S』のポイント

『m-book X400S』はマウスコンピューターさんからの製品特徴として大きく6つ挙げられております。

要約しますと、

 

・Windows10

・ナローベゼルデザインの本体

・14時間を超えるバッテリー動作時間

・新デザインのキーボード&タッチパッド

・第8世代のIntel Coreプロセッサーを搭載

・NVMeSSDへの変更可能

 

となっております。

ナローベゼルデザインとは
液晶画面周りに縁が回っているのですが、この部分をベゼルといいます。
最近のノートPCやPCモニターはこの部分が狭く(ナロー)なっているものが増えてきております。
同じ14型の液晶を搭載しているノートPCでもナローベゼルデザインのものはより本体をコンパクトに出来るという訳ですね。

それ以外にも、Windows Helloの顔認証にも対応しておりログイン時などのパスワードの入力が、文字通り顔パスになり便利です。(指紋認証には未対応)

 

Windows Helloとは

MicrosoftがWindows10で搭載をしてきた指紋または顔認証でログオンなどが出来るようにする機能です。

カメラは写真などで認識しないように、赤外線カメラ(深度センサー)を使用しており(初期の頃は赤外線カメラで撮影した画像で突破されましたが、最新のバージョンでは突破できなくなっているとの事です)

また特徴に挙げられていないのですが、これは大きくアピールしておくべきではというのが、冒頭にも書きました最軽量の部類に入るということです。

マウスコンピューターさんでは初めてではないでしょうか、ボディにマグネシウム合金を使用しており、重量が1.13kgという軽さになっております。
同社の一般的な14型ノートPCは1.5kg前後が多かったと思いますので、350mlのドリンク約1個分というのは大きいですね。
さらに、薄さも約17.5mmとなっております。

軽くなったからといって強度が落ちているわけではなくバッグにも入れやすく、それでいて重さも軽くなっている。持ち運びをして使用する機会が多い方はかなりの負担減になりますね。

あと、HDMI端子は4K出力対応となっておりますが、4Kモニターをお持ちの方はまだ少ないかもしれません。(付いていても損ではないので◎です)
注意する点としましては、メモリーカードスロットが搭載されていません。ですので、必要な方は別途USBに差せるカードリーダーを用意する必要があります
メモリカードを使用する機会が減ってきているとはいえ、デジカメなどから写真を取り込む事もあるので、標準で搭載して欲しかったですね。

贅沢素材を使用しているにも関わらず、10万円(税別・送料別)を切るという価格設定をしてきたのは、マウスコンピューターさんにしては(失礼)なかなかチャレンジしてきたなと感じます。

『m-Book X400S』の梱包内容

 

m-book X400S化粧箱

化粧箱はいつものマウスカラーですね。正方形に近い形になっています。

 

 

m-book X400S内容物

梱包内容です。紙製の資料はいつものマウスコンピューターさんのPCに付属しているものとほぼ同じですね。

ACアダプターと電源コードもノートPCではおなじみのものです。

本体はマグネシウム合金でつや消しブラックの仕上げになっています。シンプルなマウスロゴですがチーズのマークは良いですよね!

 

『m-Book X400S』の本体チェック(外観)

 

m-book X400S本体

ノートPCを開いた状態です。

最初に違和感(良い意味で)を感じたのはキーボードです。感覚的に大きくなったような気がしましたが、キーピッチは他のものと変わらなかったです。

 

 

m-book X400Sキーボード拡大

キーの上の刻印の文字の位置が変わっているのと、字体も変わっているように思います。(いままではアルファベットは左上に、かなは右下に配置)

今回はキーの中央よりに文字を集めた表示になっており、視覚効果でキー自体が広く感じるのかもしれませんね。

スペースキーに「ー」マークが付いてますが、これは今まで見たことがないです。これも視覚効果でしょうか?

また、キーストロークも1.4mmと浅めになっています。(個人的にはもう少し深いといいのですが・・・。)本体の厚みが薄くなるとストロークの確保が難しくなってしまうのでしょうね。

あと、このキーボードはバックライト仕様になっています。真っ暗闇で文字を打つということは、あまりないシチュエーションですが、部屋が薄暗い時などははっきり見えて見やすくて○です。文字の部分は光りが透過するので、キーボードに文字が印刷されているものと違い字が消えるということがないのも◎です。

あと、タッチパッドも新しくなっているようで、文字を打つときにどうしてもタッチパッドに触れてしまうことで、マウスカーソル位置が動いたりして煩わしく感じることがありますが、タッチパッド左上の○の部分を押すことでタッチパッドのオンオフが出来るようになったのは◎ですね!

個人的にはノートPCでもマウスを別途用意するので、タッチパッドを基本はオフにしておきたいのですが、いちいち設定を開いてマウスの項目を選んでと窓をいくつも開いて設定を変更することを考えると最高に嬉しいです。

 

 

m-book X400S起動後

Windowsが立ち上がった状態です。ベゼル(枠)が細くなって野暮ったくなく良いですね!

 

 

m-book X400S左側面

本体左側面のポート類です。

厚みが薄くなる故ですが、LANポートの差し込み口が可変式になっています。差しっぱなしだとさほど気にはならないのですが、持ち運びをするようなノートPCだと、無線LANがない環境では都度抜き差しをする必要があり、可変部分がバネになっているので結構差しにくく感じます。

この仕様に関しては、薄型ノートPCである以上どうしようもないところですね。

USB端子ですが2.0と3.0が1つずつ(共にTYPE-A)付いております。USB2.0に関しては3.0にしても良かったのでは?と思いますが、マウスなどの2.0規格のものを使うのであれば、このポートを使えば良いですね。

ヘッドホン(ヘッドセット)用の端子がこちら側に付いております。

ヒンジ側の一番端にはセキュリティスロットがあります。

 

 

m-book X400S右側面

本体右側のポート類です。

最近のノートPCらしくUSB3.0(TYPE-C)ポートが付いております。それとUSB3.0(TYPE-A)とHDMI端子があります。

 

本体背面です。端から端まで通気口(排気口)です。放熱性は良さそうです。

 

m-book X400S背面拡大

通気口部の拡大です。中に小さいパンチングした金属が見えますね。大きなゴミなどが入らないようになっています。

ノートPCによってはマウスの持つ手に温風が当たるという排熱経路もあったりするので、人の居ない方に排熱するのは◎です。

 

m-book X400S裏面

裏面です。

通気口(吸気口)も幅広く取られております。下部の左右にある穴はステレオスピーカーがあるものと思われます。

 

m-book X400Sフロント

本体正面部分です。開くときに指が掛かるようにスリットが入っています。

個人的には正面にメモリーカードスロットがあっても良いかなと思いますが、これはこれでシンプルでいいですね。

 

『m-Book X400S』で3Dゲームを動かすと

WoWsゲーム画面

僕がよく遊んでいる「World of Warships」です。『m-book X400S』での最高画質設定でのスクリーンショットです。静止画で見れば綺麗ですが・・・。

WoWs 最高設定ping値

なんと8FPS(1秒間に8フレーム)というコマ送り状態(笑)

 

WoWs 標準設定ping値

ちなみに、標準設定にした場合は19FPSまで改善されます。とはいえ、カクカク感は拭えないです。

専用グラフィックボードを積んでいないので、酷な実験ではありますが『m-book X400S』でバリバリのゲームをするのはやめておいた方が良いですね。

勿論、ゲームが目的の方はゲーミングPCの記事もいくつか書いていますので、よかったら見てください。最新のゲーミングPCの記事も近々掲載します。

 

『m-Book X400S』のまとめ

今回の『m-book X400S』ですが、マウスコンピューターさんが推してくるように、非常にバランスのとれたノートPCに仕上がっていると感じました。

マウスコンピューターさんのノートPCはお世辞にも軽いというイメージがなかったので、今回のマグネシウム合金の使用で約25%(1.13kgに)軽くし、厚みも約10%(17.5mmに)薄くしてきたというのは非常に好感が持てます。

それでいて10万円を切るという思い切った価格設定をされており、最近のマウスコンピューターさんの動向は注目しております。

バッテリーのみで14時間以上動作可能ということも、重たいACアダプターを持たずに日中の使用に使えるので、嬉しいポイントです。

スペックもIntel製CPU Core-i5、メインメモリも8GB、ストレージはM.2規格のSSD256GBとなればグラフィック関係を扱うような使用でなければ、ストレスなく使用できますね。

 

国内生産ということもあり、オーダーメイドPCも3日以内に出荷するというもの早く手元に届けてくれるのは嬉しい限りです。

マウスコンピューターさんは特に24時間365日のサポートは初心者の方にも安心できるサービスをされており、LINEでも相談できるようになっていますね。

また、修理PCの到着から返却完了まで96時間以内というのを目指されており、安心のサポート体制を敷いており初心者の方にもオススメできるメーカーさんだと言えますよ!

『m-Book X400S』の基本スペック

モデル名 m-Book X400S
OS Windows 10 Home 64bit
CPU インテル® Core™ i5-8265U プロセッサー
メモリ 8GB [PC4-19200 DDR4 SODIMM]最大16GB
グラフィックス インテル® UHD グラフィックス 620
記録媒体 M.2 SSD 256GB(SATA)
液晶パネル 14型フルHDノングレア(1,920×1,080/LEDバックライト
LAN 無線 802.11 ac/a/b/g/n (最大433Mbps) + Bluetooth 5モジュール内蔵
重量 約 1.13kg
 価格 99,800円(税別)~+送料

※仕様詳細については公式ページをごらんください。

 

マウスコンピューター/G-Tune

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