レビュー『NEXTGEAR NOTE-i5751GA1』はゲームだけでは勿体ない!

B!

こんにちは、やぐまるです!

マウスコンピューターさんに、有機ELを搭載したゲーミングPC『NEXTGEAR-NOTEi5751GA1』をお借りしました。

今回僕がこれは触ってみたいと思った点は、

マウスコンピューターさんのノートPCでは恐らく初の有機EL搭載4KノートPCである。
グラフィックボードにRTX2070と高性能なものが搭載されている。
タッチパッドがガラスで指紋認証に対応している。

と、大きく3点が気になったところです。

もちろん、細かいところも気になるところはあるのですが、その辺りも触れながらレビューしたいと思います。

※記事作成は2019年11月10日時点のものです。 製品仕様・販売価格については変更となる可能性もございます。

 また、価格には税及び送料が含まれておりませんのでご注意ください。

『NEXTGEAR-NOTEi5751GA1』のポイント

マウスコンピューターさんからの製品特徴として挙げられているのは、

・windows10

有機ELパネル

GeForce RTX2070

・第9世代 Intel i7-9750H

・迫力の音響

・必要な時だけ指紋マークが現れるタッチパッド(Windows Hello)

・ナローベゼルデザイン

・キーボードのLEDバックライト

・NVMe接続を搭載可能

と、なっています。

Windows Helloとは

MicrosoftがWindows10で搭載をしてきた指紋または顔認証でログオンなどが出来るようにする機能です。カメラは写真などで認識しないように、赤外線カメラ(深度センサー)を使用しており(初期の頃は赤外線カメラで撮影した画像で突破されましたが、最新のバージョンでは突破できなくなっているとの事です)

『NEXTGEAR-NOTEi5751GA1』は顔認証の機能は搭載されておらず、指紋認証の機能が搭載されています。

ナローベゼルデザインとは
液晶画面周りに縁が回っているのですが、この部分をベゼルといいます。
最近のノートPCやPCモニターはこの部分が狭く(ナロー)なっているものが増えてきております。
同じ14型の液晶を搭載しているノートPCでもナローベゼルデザインのものはより本体をコンパクトに出来るという訳ですね。
『NEXTGEAR-NOTEi5751GA1』は従来製品より幅で約30mm、奥行きで約14mm小さくなっております。
同じ15.6型でも画面占有率で約15%小さいので、一回り小型化されています。
重量は約2.6kgとなかなかの重量感があります。2kgを超えると鞄に入れて肩に掛けていても長時間だと痛くなってくる重さですね。
あまり持ち運び前提のノートPCと考えない方が良いのかもしれません。勿論デスクトップPCと比べると十分に持ち運べるPCではありますが。
『NEXTGEAR-NOTEi5751GA1』は249,800円~(税別・送料別)となっておりますが、10年後でも現役で使用できるくらいの性能を有していると思います。

『NEXTGEAR-NOTEi5751GA1』の梱包内容

m-book系と違ってブラックにレッドのハニカム形状の差し色がカッコイイですね。

内容物はいつものマウスコンピューターさんのノートPCと同様ですね。ACアダプターは色々と大電力が必要なので230Wと大きめのものになっていますね。

ボディはフラットでシンプルなデザインになっています。いかにもゲーミングPCといった感じがなく、普段使いでも違和感がなく好感がもてますね。

電源ボタンを押したときはLEDキーボードは緑色になって、

その後、赤色を経由してから、

青色になるという、グラデーションをしながら起動します。

LEDキーボードが青色で落ち着くのは結構早い段階ですね。

画面が初期起動時のセットアップなので時間が掛かってると言うこともありますが、いつまでも目まぐるしく色が変わるより良いように思います。

水色一色なので有機ELの発色のよさが今ひとつ分かりにくいですね。

『NEXTGEAR-NOTEi5751GA1』の本体チェック

セットアップが完了して、Windowsが起動した状態の画面です。

黒が漆黒でしまって見えますね。鏡みたいになって夢の国のお方が映り込んでおりますが、ご愛敬で。

アイコンがなんだか大きく感じますが、それもそのはず、初期状態で250%拡大状態になっていました。

4Kモニターなので、通常のフルHD(1920x1080)の縦横倍のピクセルなので、200%で丁度フルHDと同じアイコンの大きさになりますが、なぜか250%というのが推奨になってます。

さて、15.6型で4K表示をするとどうなるでしょうか。

アイコンちっさ!

この大きさで使えないことはないですが、正直実用レベルではないかと思います(^^;

実際に僕が書かせていただいているサイトを表示してみました。画像を縮小しているとはいえもう、何を書いているのか虫めがねが欲しいくらいですね。

ということで、デスクトップの環境としてはフルHDと同じ大きさにするために、200%表示がいいですね。

4K状態でEXCELなどのソフトを使用した場合は、広大な空間で表示されて良いのですが、15型という小サイズではいささか使いにくいですね。
外部4Kモニターという手もありますが、せっかくの4KノートPCなのに勿体ない気がしなくもないです。

本体の端子を見ていきます。

本体の左側にはこのようになっています。USB端子が1つしかありませんね。電力を食う=熱を持つということで、排気口が大きいですね。

ヘッドフォン端子やマイク端子が左側にあるということは、マウスの邪魔にならずよいですね(右利きの人ですが)。

 

本体右側の端子群です。こちらはUSB端子が2個(TYPE-AとTYPE-C)となっています。なんともシンプルというか少ない気がします。

本体背面の端子群です。

ゲーミングPCは比較的この背面に端子がいっぱいあることが多いですね。ネットワーク端子やディスプレイ端子など有線接続するものが背面にあるのは、邪魔にならずにいいですね。

背面にも排気口が左右2カ所有り、なかなかの熱量が発生するのがわかります。

本体裏面です。メッシュの奥に2機のファンが見えますね。本体下側から吸気をして後ろと左右から排気するという空気の流れですね。

バッテリーを外したところです。ちょっと大容量のモバイルバッテリー程の大きさがあります。容量は62Whとなっていました。

本体正面部です。カードリーターが正面に付いていますね。個人的には本体の左右にあるより便利だと思います。

正面部左側の拡大写真です。

ノートPCはこの手のランプ群がわかりにくいところにあったり、液晶部をパタンと畳まないと見えないというモデルがあったりしますが、この位置にあると非常に見やすくて良いですね!

ガラス製のタッチパッドの拡大写真です。ガラス製なので、タッチパッド自体を当然のことながら押し込むことが出来ないので、左右のクリックに対応したボタンが付いています。

このタッチバッドは指紋認証にも対応しており、指紋認証が必要になった時に

このようにバックライトが付く感じになります。見えにくいのでもう少し拡大してみます。

指紋をイメージしたマークが浮かび上がりますね。

電源ボタンが指紋認証デバイスと兼ねているものよりも、この位置で使用できるというのはかなり良いと思います!

通常時は光らないのもGOOD!

これは、これからの標準にして欲しいくらいです。

『NEXTGEAR-NOTEi5751GA1』は至れり尽くせりの仕上がりになっていると感じました。

 

あ、一点気になるところがありました。

文字を打っているときに、違和感を感じたのですがこの部分のキーの横幅が狭くなっているのですね。

一応ブラインドタッチができるのですが、感覚で覚えているキーの位置で打つとちょうどキーとキーの間を叩くことが何度かありました。

テンキー部分もカーソルキーとの間がなく少々押しにくいと感じました。

キーボードレイアウトの都合かと思いますが、改善されればなと思った部分でした。

『『NEXTGEAR-NOTEi5751GA1』』で3Dゲームを動かすと

ゲーミングPCなので、僕がいつもしている「World of Warships」を早速インストールします。

Windowsのシステムでの表示設定は200%にしているのですが、ゲームのインストールのウィンドウはOSの制限を受けないのか、拡大表示されずかなり小さく表示されています。

無事にインストールが終わり、ゲームを起動。設定画面で最高画質設定に変更をしました。

ちょうどハロウィンイベントが行われており、戦艦も独特なものになっています。

画像はiphoneで撮影したものを縮小しているので、わかりにくいかもしれませんが、流石に有機ELと4Kということで発色の良さ、黒の引き締まり感そして細部の描画の細かいところまで表示されております。

発色の良さというところでは、『NEXTGEAR-NOTEi5751GA1』は映り込みのしにくいノングレアではなくグレアタイプの画面となっているのもキレイに見える要因ですね。

そのまま、ハロウィンイベントのミッションをスタートしました。通常のランダム戦では24隻全てが人の操作をするので、全体的に重たくなるかと思いますが、プレイヤーが7人という状態で68FPS出ています。
FPS70を超えることもあったのですが、だいたいこの近辺で安定していました。

FPS表示部分を拡大してみました。

見ていただくと分かるとおり、拡大撮影しても文字などがメチャクチャ綺麗ですね。

ちなみにフルHDノートPCの同様な写真といいますと、

こんな感じになります。ピクセル間の隙間があるというか、荒い印象を受けますね。

恐るべし4Kパネル!

FPSに関してはアクション性の強いゲームではもっと高いFPS値を求めるかもしれませんが、「World of Warships」関してはスピードがそこまで求められるわけではないので、FPS60以上でているのでスムーズに感じます。

4K表示で設定も最高画質でFPS60以上出るのであれば、十分ではないでしょうか。

『NEXTGEAR-NOTEi5751GA1』のまとめ

今回お借りしました『NEXTGEAR-NOTEi5751GA1』は、一般的なPCの利用であればオーバースペックな感じがするほどに目に見えて性能が体感でいるマシンですね。

正直に言いまして、万人にオススメできるノートPCではないかと思います。もちろん、それは価格帯が20万オーバーという高額なPCに入ってくるというのもありますが、4Kまで必要かと言われますと現状では趣味の世界になるのかなと思ったりもします。

デザイナーとかゲーマーな方には面白いPCではないでしょうか。(デザイナーであればDAIVの方に行くのかもしれませんが)

僕は図面を描くのにいいな!マウスコンピューターさんこのままくれないかな?なんて思える一品ではあります。

 

安いPCを買って数年で遅さにイライラするという精神衛生上によろしくない状態になるのであれば、あえて初期投資は高くなりますが、ちょっと性能の高いものを導入するというのもアリかなと。

僕は基本的にPCを購入(あるいは自作)する際には、そういった部分を気にしています。

 

マウスコンピューターさんのPCは国内生産というのも安心ですね。

ただ、『NEXTGEAR-NOTEi5751GA1』は現在出荷まで10日ほどかかるようです。

 

マウスコンピューターさんは特に24時間365日のサポートは初心者の方にも安心できるサービスをされており、LINEでも相談できるようになっていますね。

また、修理PCの到着から返却完了まで96時間以内というのを目指されており、安心のサポート体制も嬉しいですね。

『NEXTGEAR-NOTEi5751GA1』の基本スペック

モデル名 NEXTGEAR-NOTEi5751GA1
OS Windows 10 Home 64bit
CPU インテル® Core™ i7-9750H プロセッサー
メモリ 16GB [PC4-19200 DDR4 SODIMM]最大32GB
グラフィックス GeForce RTX™ 2070 / インテル® UHD グラフィックス 630
記録媒体 M.2 SSD 256GB(NVMe対応)

HDD 1TB

液晶パネル 15.6型 4K-UHDグレア(3,840×2,160/有機EL)
LAN 無線 802.11 ac/a/b/g/n (最大433Mbps) + Bluetooth 5モジュール内蔵
重量 約2.6kg
 価格 249,800円(税別)~+送料

※仕様詳細については公式ページをごらんください。

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