メディアにも掲載されているマウスコンピューターさんの『m-Book B504E』をお借りする機会をいただきましたので、年末を利用して触ってみたレビューをいたします。
『m-Book B504E』はインテルの主力CPUのiシリーズを搭載しているモデルではなく、Celeronというエントリーモデルによく使用されるものが搭載されています。
で・す・が、それ以外の部分ではなかなかエントリーモデルらしからぬ充実の設定がされており、ワクワクする1台です。
限定台数10,800台で49,800円~(カスタマイズによります)という商品とはどんなものか、早速見ていきたいと思います!
※記事作成は2018年01月08日時点です。数量限定商品なので無くなり次第終了となっております。
製品仕様・販売価格については変更となる可能性もございます。また、価格には税及び送料が含まれておりませんのでご注意ください。
基本スペック
製品型番 | m-Book B504E |
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Intel(R)Celeron(R)プロセッサーN3450
(4コア/4スレッド/1.10GHz/IBT時最大2.20GHz/2MBキャッシュ) |
メモリ | 4GBメモリ[4GBx1(PC3L-12800/DDR3L-1600)] |
記録媒体 | 240GB SSD(6Gbps対応) |
グラフィック | intel HD グラフィックス 500 |
ドライブ | 非搭載(希望により外付けドライブが選択できます) |
カードリーダー | マルチカードリーダー(SD/MMC) |
ディスプレイ | フルHD15.6型ワイド液晶パネル
(1920x1080/LEDバックライト/光沢) |
入力デバイス | キーボード:日本語キーボード(107キー/ピッチ約18mm/ストローク約1.8mm)
タッチバッド:スクロール機能付き |
LAN(有線/無線) | 有線:10/100/1000BASE-T GigaBit-Ethernet LAN
無線:IEEE 802.11ac/a/b/g/n最大433Mbps対応 +Bluetooth(R)V4.2+LE準拠モジュール(M.2) |
サウンド | ハイディフィニション・オーディオ |
外部ポート | USB3.0(タイプAx1、タイプCx1)[左側] USB2.0x2[右側]
マルチカードリーダー (対応メディア:SDメモリーカード(SDXC,SDHC含む)、マルチメディアカード)[右側] ヘッドホン出力(ミニジャック)[左側] マイク入力(ミニジャック)[左側] S/PDIF(オプティカル/ミニジャック)[左側]※ヘッドホン出力と共用 |
バッテリー | 駆動時間 約5.4時間 |
盗難防止用ロック | ケンジントンロック[左側] |
本体寸法 | 377×259×22.8 (折り畳み時/ 突起部含まず) 377×259×32.5 (折り畳み時/ 突起部含む) |
重量 | 約2.0kg |
セキュリティ | マカフィー リブセーブ(60日体験版) |
保証期間 | 1年間無償保証・24時間・365日電話サポート |
その他 | 付属品:保証書、マニュアル、ACアダプター、バッテリー |
価格 | 49,800円(税別) |
※マウスコンピューターさんのイメージカラーの黄色を見出しにしてみました。
外箱はシンプルで可もなく不可もなく
PCが入っている箱は、マウスコンピューターのロゴとmouseの文字というシンプルなパッケージです。
逆にゴチャゴチャと印刷されているよりインパクトがあり、個人的に好きです。
同梱物は
ノートPC本体はクッション材に挟まれた形で納められていました。
保護用フィルムに入っている状態ですが、天板はつや消しホワイトになっています。
紙ベースの資料として、上記のものが入っておりました。
保証書、製品仕様書、ファーストステップガイド、サポートマニュアル、U-NEXTの特典チケットとなっており、最近のCDにPDFで入っているマニュアルやオンラインマニュアルが多い中、初心者に非常に優しい配慮がされているように思います。サポートマニュアルは薄くなく厚くなく程よい厚みで、見やすい構成になっていました。
ノートPCの全体を見ていきます
保護フィルムを撮った状態の天板です。
つや消しになっているので、指紋などが目立ちにくいですね。
中央にはマウスコンピューターのロゴがシルバーでプリントされています。
ノートPCの裏側です。まだ、バッテリーを付けていない状態です。
こうしてみると、バッテリーがやや小振りかなと思います。
真ん中右側に冷却ファンの丸い形が見えます。
下部の左右のスリットは楕円形のスピーカーが内蔵されておりステレオ再生が可能となっています。
バッテリーはしっかりとロック
バッテリーの左右に上記のような鍵のアイコンがありますが、片方がバネ式になっており、バッテリーをノートPCに取り付ける際にカチッと嵌まります。
もう一方はバネ式になっておらず、スライドすることでロックすることができ、何らかの表紙にバネ式の方からロックが外れてしまい、バッテリーが外れてしまうことを防ぐ形になっているようです。(バッテリーが落ちるということは、まず起こらないと思いますが)
いざ、起動!
起動時にもマウスコンピューターのロゴ。
その後、最終設定のためのプログラムが立ち上がります。
プログラムが立ち上がったら、必要な情報を入力していきます。
全ての設定が終わると、Windowsの最終構成の処理が行われます。
この処理のためにノートPCが何度か再起動しますが、最後はWindowsのデスクトップ画面が表示されます。(デスクトップ画面になるまでの時間は2時間30分程掛かりました。この処理は時間が掛かるのですが、やや遅いなと感じました。CPUがCeleronというのもあるかもしれませんが、放っておいてもよいので、飲み物でも飲みながら冊子をパラパラと見ていても良いかと思います)
初期段階では表示が大きい
順調にデスクトップ画面になりましたが、なんだかアイコンなどが大きいです。フルHD(1980x1080)なのに何故かな?と調べてみました。
テキスト、アプリ、その他の項目のサイズが125%になっていました。
125%が推奨とのことですが、広い画面で使いたい方は100%に設定すると広々としたデスクトップになりますよ。
なんとも綺麗な画面
Windowsにログオンする前に表示される画面ですが、なんとも綺麗な表示です。
グレア(光沢)液晶パネルの色鮮やかさに驚かされます(私は普段デスクトップPCを使いますが、モニターはノングレア(非光沢)液晶なので、やや白っぽく見える画面なのです)
安心のポート数
本体左側のポートです。
ロゴが被ってしまった・・・申し訳ないです。
本体右側のポートです。
キーボードも白
キーボードは触れる面がフラットなタイプです。キーの大きさも十分で少々指の太い方でも問題ないと思います。
ACアダプターが小さい
ACアダプターのサイズですが、35mmx90mmほどで非常にコンパクトになっています。PCバッグにもかさばらずに収納できそうです。
触ってみた感じ
15.6型のノートPCを触るのは初めてだったので、テンキーがあることに感動!
特にEXCELや数字を使う処理をしたい人には必須ですね。小さいノートPC等では外付けのテンキーを用意する必要になったりしますし。
通常の起動と終了は遅いなと思うことはなかったです。ただし、SSDを搭載している割には普通といった感じです。SSD=劇的な早さという過度の期待をしてだと、イメージと違うと思われるかもしれません。
とはいえ、バリバリの3Dゲームをするとか3DCGをすると言うヘビーユーザーな使い方をするのでなければ、ストレスなく使用できるのは確認しましたので、ブログの作成やyoutubeを見るといった使い方がメインの人は非常に使い勝手は良いと思います。
youtubeは初回起動時の最初の動画再生が一瞬カクつきましたが、その後はフルHD再生でも問題はありませんでした。
後は無理矢理ですが、メインPCで時々遊んでいる『World of Warships』という戦艦のドンパチゲーム(戦艦の造形が素晴らしいのですよ)をインストールしてみましたが、案の定ゲームをするのは難しいかなと。
これはマウスコンピューターさんの製品であれば『G-Tune』の領分になるのでご参考程度に・・・。
マイクロソフトに標準のソリティアなんかだとサクサク動きますよ。
話がそれてしまいましたが、SSD搭載で光学ドライブがないので一眼のデジカメなどの高解像度のデータを多く取り込みたい等、容量が大きいものを扱う場合は240GBしかないので、外部記録装置やオンラインストレージを用意する必要があります。
それを踏まえて5万円強でSSD搭載のフルHDノートPCをお考えであれば『m-Book B504E』は大いにアリではないでしょうか。