デスクトップ用のマウスが壊れてしまったので、気になっていたトラックボールを買ったのですが、長年マウスで慣れていたのでどうもしっくりと来ず、新たに購入したのがロジクールの『MX MASTER 2S』を購入しましたので、レビューします。
以前、初代である「MX MASTER」を使用していて気に入っていたのもあったので、今回『MX MASTER 2S』を買って感じたのは初代の方が高級感があったかなと思いました。
恐らく縁の部分の色がメタリックカラーとラバー調塗装がされていたのが、そう感じたのかなと。
「MX MASTER」のセンサー方式は確かDarkfieldという、ガラス面でもトラッキングできるものでしたが、『MX MASTER 2S』は不可視レーザーとだけ公式サイトに書かれていますね。Darkfieldも不可視レーザーらしいですが、違いはよくわからないです。
とはいえ、『MX MASTER 2S』もガラス面でも問題なく動くので、性能的には変わらないものなのかもしれませんね。(ガラス面で使用する機会もあまりありませんが。)
『MX MASTER 2S』は一般的な左右対称の形をしたものではありませんので、持ったときには手に馴染むというかフィットするので、長時間の使用でも疲れにくいと感じます。
ほどよく角度も付いているので、手首への負担も少ないように思います。
ホイールは「SmartShift」というメカニカルな機構が搭載されており、普段はコリコリとしたホイールの回し感が、勢いよく回すとロックが外れてフリーになり遠心力でかなりの間回ります。ホームページなど縦に長いページを一気に下まで表示する時は絶大な効果があります。このクルクル感は病みつきになってしまいますね。
しかも、電気的に制御してるので設定次第で勢いよく回してもフリーにならなくもできます。ホイール手前のボタンを押すといつでもフリー状態にもすることができます。
複雑な機構なので、耐久性が気になるところではあります。またチルト機構がメインのホイールになく、サイド(親指の近く)に小さなホイールが付いておりその代わりをします。このホイールはフリースピンはせず、やや重たい(ネットリとした)動きをします。
MX-MASTER系では一つのマウスで3台のPCに切り替えて使えるマルチペアリングやBluetoothとUnifyingの両方にも対応しており、マウスコンピューターさんにPCをお借りしたときに簡単にマウスを切り替えて使えるのはありがたいですね。
解像度dpiは初代は1000dpi固定だったのですが、S2は200~4000dpiと50dpi刻みで設定ができるようになりました。
CADなどを使っていると、細かい所は遅くして全体を触るときは大きく動くようにと切り替えて効率よく使えそうです。
更にソフトウェアに搭載されているLogicool Flowというのを使うと、最大3台のパソコン間をマウス移動でき、テキストや画像のコピー/ペーストもできるそうです。
これはまだ試せてはいないので、次回マウスコンピューターさんにお借りした際に試してみようと思います。
マウスは消耗品なので、安いマウスを使い潰していく方が良いのか、それなりのものを長く使っていく方が良いのか、本当に人それぞれの考え方がありますね。
『MX MASTER 2S』はマウスとしてはハイエンドに分類されますが、僕は一番使う手の延長みたいなものなので、この部分に妥協はしないほうが良いと思っていますので、マウスはそれなりのものを買うようにしています。
皆様はどういう基準で選ばれるのか気になりますね。