マウスコンピューター『NEXTGEAR-NOTE i5550GA1』レビュー

マウスコンピューターさんの『NEXTGEAR-NOTE i5550GA1』を、お借りする機会をいただきましたので、触ってみたレビューをいたします。

NEXTGEAR-NOTE i5550GA1

『NEXTGEAR-NOTE i5550GA1』はインテルの主力CPUのiシリーズのi7を搭載しているモデルです。
それ以外にも、ゲーミングノートPCだけあって、メモリは16GHz、グラフィックボードはNVIDIAのGeForce® GTX 1060の6GBを搭載。

i-7 logo

また、SSD(256GB)とHDD(1TB)と至れり尽くせりのスペックとなっております。
最上位の構成というわけではないですが、3Dゲームも余裕でこなせる力の持ち主であることがわかります。
グラフィック関係のソフトでの大きな画像データも問題なく動かせそうですので、ゲームだけではもったいない1台かと思います。

 

※記事作成の2018年02月25日時点で価格は169,800円(税別)です。
製品仕様・販売価格については変更となる可能性もございます。また、価格には税及び送料が含まれておりませんのでご注意ください。

基本スペック

製品型番 NEXTGEAR-NOTE i5550GA1
OS Windows 10 Home 64bit
CPU Intel(R) Core™ i7-7700HQ プロセッサー

(4コア/2.80GHz/TB時最大3.80GHz/6MB スマートキャッシュ/HT対応)

メモリ 16GB PC4-19200 (8GB×2/デュアルチャネル)
記録媒体 SSD:256GB Serial ATAIII M.2規格

HDD:1TB Serial ATAII 5400rpm

グラフィック NVIDIA GeForce® GTX 1060 (6GB)
ドライブ 非搭載(希望により外付けドライブが選択できます)
カードリーダー マルチカードリーダー(SD/MMC)
ディスプレイ フルHD15.6型ワイド液晶パネル

(1920x1080/LEDバックライト/ノングレア)

入力デバイス キーボード:日本語キーボード

(フルカラーLED/103キー/ピッチ約18.5mm/ストローク約2.0mm)

タッチバッド:スクロール機能付き

LAN(有線/無線) 有線:10/100/1000BASE-T GigaBit-Ethernet LAN

無線:IEEE 802.11ac/a/b/g/n最大433Mbps対応

+Bluetooth(R)V4.2+LE準拠モジュール(M.2)

サウンド ハイディフィニション・オーディオ
外部ポート USB3.0(Type-Ax2)[左側] USB3.0(Type-Ax1、Type-Cx1)[右側]

マルチカードリーダー

(対応メディア:SDメモリーカード(SDXC,SDHC含む)、マルチメディアカード)[右側]

ヘッドホン出力(ミニジャック)[左側]

マイク入力(ミニジャック)[左側]

マイク デュアルアレイマイク(内蔵)
webカメラ 100万画素
バッテリー 駆動時間 約4.7時間(リチウムイオン)
盗難防止用ロック ケンジントンロック[右側]
本体寸法 390×271.5×25  (折り畳み時/ 突起部含まず)
390×271.5×58.5  (折り畳み時/ 突起部含む)
重量 約2.6kg
セキュリティ マカフィー リブセーブ(60日体験版)
消費電力 180W(19.5V)、AC100V(50/60Hz)
保証期間 1年間無償保証・24時間・365日電話サポート
その他 付属品:保証書、マニュアル、ACアダプター、バッテリー
 価格  49,800円(税別)

※マウスコンピューターさんのイメージカラーの黄色を見出しにしてみました。

マウスコンピューター/G-Tune

 

外箱はあくまで輸送用、中に化粧箱あり!

前回お借りしました「m-Book B504E」の時は輸送箱=パッケージ箱となっていたのですが、今回お借りしました『NEXTGEAR-NOTE i5550GA1』は価格帯も10万を超えているからか、はたまたゲーミングPCのプレミア感を出すためかは分かりませんが、送られてきた箱を開けると中にはもう一つの真っ黒な箱が!

Package

過剰包装と言われればそれまでですが、やはり化粧箱が入ってるとよりワクワク感が増して良いですよね!

Package-2

真っ黒な箱に真っ白な文字が書かれており、シンプルながらカッコイイです。

Package-3
更に化粧箱を開けると、不織布に包まれたノートPC本体と横の箱には電源ケーブル類が入っていました。

ACアダプターがデカい!

Option

付属品の内容は「m-Book B504E」とさほど違いはないかなといった感じですが、やはりそこはゲーミングPC故の大電力が必要となるのでACアダプターは「m-Book B504E」と比べるとかなり大きいですね。

Cable

本体からのケーブルとACアダプターの差し込み口は「m-Book B504E」の時は8の字形状のコネクタでしたが、『NEXTGEAR-NOTE i5550GA1』は俗に言う「ミッキーマウス型」となっています。

ノートPCとはいえゲーミング用ですので、そこまで持ち運ぶということは考えないかと思いますので、少々大きくても問題はないのかもしれませんね。

本体はエッジの効いたラインで構成

NEXTGEAR-NOTE i5550GA1

写真を見ていただければすぐに分かるかと思いますが、普通のノートPCと比べると天板の造形が凝っていますね。天板自体は金属製のヘアライン仕上げを施しながらも、エッジの効いたラインで凹凸を作って手が込んでいます。

body-1

縁部分はプラスチック製になっているのですが、これまたシャープなパーツでカッコイイです。攻撃的というか、スポーツカーや戦闘機っぽい感じがします。

本体を細かくチェック

本体に付いているポートを見ていきますね。
まずは左側からです。

L-side

ステータスLEDなど主要なポートはこちらに集約されている感じですね。

次に右側です。

R-side

「m-Book B504E」と比べると数が少なくシンプルな構成ですね。
基本的にマウスは右側で使用されることが多いので、極力コード類が出てこないように考慮されているのかもしれませんね。
1つあるUSBポートも無線マウスの受信用のUSBを差すものかと思います。(ただ、ミリ秒の反応を気にするゲーマーが無線を使用するかは疑問ですが・・・)

「m-Book B504E」との大きな違いは背面にもポート類があるということです。

B-side

外部出力関係や電源ポートは無線では難しいですし、遅延を嫌うゲーマーであれば有線LAN接続ですので、コード類が背面に集約できるのは良いですね。

また、通気口も大きく左右に取り入れられております。

次に本体裏面です。

back

処理能力が高いので高温になることを考慮して空気の取り込みのスリットは「m-Book B504E」よりかなり多いですね。このスリットも斜めを多用して無駄に(失礼)スタイリッシュに仕上げてくれています。通常使用ではほぼ見ることはないのですが、こだわっていますね。

更に、サブウーファーまで搭載されて低音も一般的なノートPCより出ています。

キーボード部分はゲーム仕様というのがよく分かる

下の「m-Book B504E」との違いは分かりますか?

電源ON1NEXTGEAR-NOTE i5550GA1

タッチパッドの位置が本体の中央にある所ですね!それともう一つが、WASDキーの所が凸の形に真っ赤で囲まれていますね。

Keyboard

FPS(一人称シューティング)などでは移動キーが矢印キーではなくWASDキーを使用します。ということは常時手のひらがキーボード面に接していますので、タッチバッドが「m-Book B504E」と同じ左寄りにあると邪魔になってしまいます。

なので、中央に移動しているのです。(ですよね?マウスコンピューターさん)

また、キーボード上部に4つのホットキー(任意の機能を割り当てられるキー)があるので、ゲームのコマンドなど登録しておくと1プッシュで使える便利機能です。

ホットキーの更に上にLEDのバーがあるのですが、任意の色を光らせられるそうです。使用時は白に近い黄色が左から右に流れるような光かたをしていましたが、いろいろいじれるのかもしれません。(そこまで確認ができず申し訳ありません)

実際にゲームを動かしてみました

先にお伝えしておきますが、高負荷が掛かるゲームソフトを持っていなかったので、無料でできるWargaming社さんの「World of Warships」というゲームとFuturemarkさんの「3DMark」というソフトを動かしてみました。

液晶は非光沢(ノングレア処理)なのでパッと見の鮮やかさはないように感じますが、画面に光が映り込まないのでゲームに集中ができますね。

「World of Warships」は比較的軽いといわれていますが、マザーボードにオンボードのグラフィックではさすがに最高品質にするまでにカクカクとなるのですが、『NEXTGEAR-NOTE i5550GA1』は余裕で最高品質でもスムーズに動いてくれます。

World of Warships-2World of Warships-3

Wargaming社さんのモデリングが素晴らしいので、戦艦の細かいディテールまで表現できているのが見られるのは嬉しいですね。

3DMark

続いて「3DMark」ですが、こちらもデモを見る限りは素晴らしい画質で表現されています。

iphoneのカメラ撮りなのですが、画質の良さは伝わるのではないでしょうか。

触ってみた感想

まず、2階から1階に持って降りたときの「重い!」というのが第一印象(笑)です。2.6kgというはなかなか持ち運びには向いていないなと感じました。これは先ほども書いていますが、持ち運びを前提としないことが大半だと思うのでさほど問題ではないと思いますが。

本体のデザインは好みもあると思いますが、ゲーマーであれば好きなデザインではないでしょうか。僕はかなり気に入りました!

冒頭でも書きましたが、ゲームだけではもったいないので一般的に使用する事のほとんどはできるモデルだと思います。
(超本格的な事をする人はノートPCではなくデスクトップで凄まじい構成のPCを作られるかと)

OS部分がSSDで高速に動かせますし、HDDも1TBあるので写真などの保存も安心してできます。

デスクトップを置くスペースがないけどいろいろしたいという方、長く使いたいという方にはおすすめの一品ではないでしょうか。

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