マウスコンピューターさんの『m-Book J350SN-S2』をお借りしましたので、早速使用をしてみました。
今回お借りした『m-Book J350SN-S2』は以前にお借りした「m-Book B504E」より性能(スペック)は上となっております。
本体サイズが13.3型(m-Book J350SN-S2)と15.6型(m-Book B504E)の違いはありますが、使用感がどれ位違うかも意識しながら触ってみることにします。
この『m-Book J350SN-S2』は「m-Book B504E」とは違い限定発売ではないようです。
価格はベーシックモデルで94,800円~となっております。Celeronとi5との違いもありますが、他にも「m-Book B504E」よりスペックの良いものを使用しているので、妥当な価格設定ではないでしょうか。
※記事作成は2018年04月08日時点です。
製品仕様・販売価格については変更となる可能性もございます。また、価格には税及び送料が含まれておりませんのでご注意ください。
基本スペック
製品型番 | m-Book J350SN-S2 |
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | インテル® Core™ i5-8250U プロセッサー
(4コア/ 1.60GHz/ TB時最大3.40GHz/ 6MB スマートキャッシュ/ HT対応) |
メモリ | 8GBメモリ[8GB×1(PC4-19200 DDR4 SODIMM)]
最大メモリ 32GB[16GB×2] |
記録媒体 | 240GB (6Gbps/ Serial ATAIII接続) |
グラフィック | インテル® UHD グラフィックス 620 |
ドライブ | 非搭載(希望により外付けドライブが選択できます) |
カードリーダー | マルチカードリーダー(左側面×1) [対応メディア:SDメモリーカード(SDXC,SDHC 含む)、マルチメディアカード] |
ディスプレイ | フルHD13.3型ワイド液晶パネル
(1920x1080/LEDバックライト/ノングレア) |
入力デバイス | 日本語キーボード (87キー/ ピッチ約18.75mm / ストローク約1.5mm)
タッチバッド:スクロール機能付き |
LAN(有線/無線) | 有線:10/100/1000BASE-T GigaBit-Ethernet LAN
無線:IEEE 802.11ac/a/b/g/n最大433Mbps対応 +Bluetooth(R)V4.2+LE準拠モジュール(M.2) |
サウンド | ハイディフィニション・オーディオ |
外部ポート | USB3.0(左側面 ×1、右側面 ×2)
マルチカードリーダー (対応メディア:SDメモリーカード(SDXC,SDHC含む)、マルチメディアカード)[右側] ヘッドホン出力(ミニジャック メス/ 右側面×1) マイク入力(ミニジャック メス/ 右側面×1) |
バッテリー | 駆動時間 約 8.1時間 |
盗難防止用ロック | ケンジントンロック [右側面×1] |
本体寸法 | 324×234×22.5mm(折り畳み時/ 突起部含まず) 324×234×25.0mm(折り畳み時/突起部含む) |
重量 | 約 1.5kg |
セキュリティ | マカフィー リブセーブ(60日体験版) |
保証期間 | 1年間無償保証・24時間・365日電話サポート |
その他 | 付属品:保証書、マニュアル、ACアダプター、バッテリー |
価格 | 94,800円(税別) |
外箱はm-Book B504E同様にシンプル
「m-Book B504E」と同様に外箱はチーズのシンボルが描かれたシンプルな段ボールの箱となっています。
箱の中には緩衝材が入っており、しっかりとPC本体を保護されて安心です。
バッテリーは交換できるように、本体と分離できる形状になっています。購入時は独立して梱包されているので、バッテリーを取り付ける作業が必要になります。
バッテリー取付前
バッテリー取付後
バッテリーを取付ける時に少々コツが必要ですが、「m-Book B504E」をご紹介の時に書かせていただいていますので、ご参考ください。
fa-linkノートPCの全体を見ていきます(やや下の方)
同梱物は
ノートPC本体はクッション材で保護されております。
バッテリーやACアダプター、ケーブルは横のスペースに収められています。
紙ベース資料として「m-Book B504E」と同様な構成で用意されています。
保証書、製品仕様書、ファーストステップガイド、サポートマニュアル、U-NEXTの特典チケットとなっております。
もちろん、マウスコンピューターさんのホームページのサポートセンターのページでPDF版のダウンロードも可能ですので、万が一なくされた場合でもマニュアル等は見ることが可能です。
大きさはA4用紙より若干大きい感じですね。
ビジネスバッグにも楽々入る大きさですね。重量は約1.5kgなので軽い!とは行かないですが、15インチクラスのノートでは2kgほどするので、500mlのペットボトル1本分軽い感じになります。
インストール後の初期画面
インストール自体は指示に従って進んでいくので、インストール中のお話は割愛させていただきますね。
CPUにIntelのi5シリーズが載っているだけあって、快適にインストールは終了しました。
ストレージであるSSDが240GBなので、色々なデータやソフトを入れるには容量が厳しいかと思われます。Windows自体でもそれなりに容量が食われますので、写真や動画などのデータは外部ストレージに保存するのが良いでしょう。
キーボードの打感は軽く浅いです。キーストロークが1.5mmとかなり浅いタイプとなっていますので、疲れずに打ちやすいです。人によってはやや深めの方が好きな方もおられますので、一度はお店などでキーボードを触ってみるのが一番ですよ。
ただ、一点だけ気になるところがありまして・・・。
13.3型のボディに納めるという苦労は痛いほどわかるのですが、キーボードのレイアウトで赤線で囲っております4つのキーが約2キー分の大きさになっております。
僕自身、練習してほぼブラインドタッチで入力できるまでなっているのですが、改行をするためにEnterを押したつもりが、”「” や ”」” を入力してしまう事が多々あり、使いづらさを感じました。何とか今後の改良に期待したいところです。
本体ポートのチェック
本体左側です。
USB3.0(TYPE-A)が1つとLANポート、モニター出力へのHDMI端子が付いています。
本体右側です。
USB3.0(TYPE-A)が2つと音声関係の入出力端子、電源用のポートに盗難防止(抑止?)用のケンジントンロックが付いています。
左側にもモニター出力のHDMI端子がありますが、右側にもD-sub15ピン(VGA)の端子があります。「m-Book B504E」も同様に搭載されていますが、最近はD-sub15ピンは見なくなった気がします。
D-sub15ピンはアナログ出力なので、デジタル出力に移行していってるようですね。
触ってみた感じ
「m-Book B504E」と決定的に違うのが処理速度です。
価格相応と言ってしまえばそれまでなのですが、やはりレスポンスが良いので待つというストレスがかなり減り、Googlemapなどがヌルヌル動くのは、気持ちのいいものです。
とはいえ、グラフィックはオンボードのもののみなので、3Dゲームなどをするとなるとやはり力不足感があります。
PhotoshopやIllustratorなどの本格的なグラフィックソフトも使えなくはないですが、そういった利用をお考えであれば、もう少しスペックアップしたモデルを使われた方が良いかと思います。
ExcelやWord、ブログを書くといったことがメインであれば、実に快適に使えますので、カフェでブログの記事を書くといったちょっと優雅な時を過ごせることでしょう。
Intelのi3ではなくi5という選択は末永く使えますので、そういった意味で94,800円というのは決して高くはない選択肢だと思います。